「Tracer Innovations in Human Muscle Protein Metabolism: From Digestibility to Anabolism
ヒト骨格筋たんぱく質代謝におけるトレーサー研究の新展開:消化吸収から同化作用まで」
本セミナーでは、ノッティンガム大学のKenneth Smith教授およびPhilip Atherton教授をお招きし、ヒト骨格筋たんぱく質代謝の理解を深めるための最新トレーサー手法とその応用 についてご講演いただきます。
Atherton教授からは、新たに開発された消化率トレーサー法に基づく食事性たんぱく質の消化吸収の定量化、さらにロイシン強化が筋たんぱく質合成に及ぼす効果に関する最新の臨床研究成果について解説いただきます。
Smith教授からは、安定同位体トレーサー法と質量分析を用いた代謝測定の進歩、とりわけ急性代謝応答の評価や低侵襲的なアプローチを中心に、骨格筋たんぱく質合成・分解動態を捉える新しい研究手法の展開について紹介いただきます。
両講演とディスカッションを通じて、基礎から臨床までをつなぐ骨格筋たんぱく質代謝研究の最前線を概観し、栄養・運動介入の科学的根拠や臨床応用の可能性について議論を深めます。
■日時:2025年10月29日(水) 16時45分から18時00分
現地開場16時30分
■場所:立命館大学びわこくさつキャンパス
ラルカディア1階R101
■講演者:Philip Atherton先生(ノッティンガム大学
Kenneth Smith先生(ノッティンガム大学)
■共催:立命館大学スポーツ健康科学部藤田聡研究室
立命館大学スポーツ健康科学総合研究所
■参加費:無料
■プログラム:
16:50~挨拶 伊坂忠夫
16:50~講演① Philip Atherton先生
「トレーサー法を用いた消化率の評価と筋タンパク質同化におけるロイシン強化の役割」
17:15~講演② Kenneth Smith先生
「安定同位体トレーサーと質量分析を用いたヒト代謝の評価と応用」
17:45~ディスカッション Philip Atherton先生、Kenneth Smith先生、藤田聡先生
「国際共同研究の今後の展望」
■申し込みURL:
現地参加・zoom参加ともに事前登録をお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdVZvgQvbnASBwsCMYGc5oks48q2U3kuLjjZKVu5_snbXQLOg/viewform?usp=header
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■問い合わせ先:
立命館大学 スポーツ健康科学部 藤田研究室 吉居
Tel : 077-561-2740
Mail : nayoshii@fc.ritsumei.ac.jp